こんにちは。家電サポートいまい パートの白川です。
2025年の始まりは地震から始まり、心が痛みました。
とても他人事には思えないですよね。自分たちにできること、防災グッズの見直しを我が家もしています。
さて、年末年始は比較的暖冬でしたが冬本番はここからです。
寒い冬、冷え込む前にやるべき3つの対策をお伝えします。
①ヒートショック対策
暖かい場所から寒い場所への移動は急激な温度差があります。その血圧変動を引き金に、心筋梗塞や脳卒中を引き起こすことがあります。それが「ヒートショック」です。怖いですよね
空気の冷たい冬の朝、暖かい布団から急に起き上がることはやめましょう!手の届く範囲に羽織れるものを用意しすぐ着るのがおすすめ。暖房器具のタイマーをセットし、朝に部屋が暖かくなるようにできるとなおいいですね。
特に注意が必要なのが入浴時!「暖房器具を置く」「お風呂の蓋を開ける」などして入浴前に脱衣所や浴室を暖かくしてください。部屋間の温度差をできるだけ少なくすることが大切です。
また、暑すぎるお湯もヒートショックのリスクが高くなるのは知っていますか?お風呂の温度は「41度以下」湯につかるのは「10分まで」を目安にするのが良いみたいです。
浴室暖房器具もいまいにありますので、ご相談くださいね。
②火災対策
冬は火災が増えます。乾燥も原因ですが「暖房機器などの使用が増える」ことも原因の一つです。
もちろん、たばこの不始末やコンロ等の火災も多いですが「電気機器」「配線器具」「電気装置」の火災も増えています。電化製品の誤った使い方や老朽化が出火原因です。
延長コードの使い方は大丈夫ですか?電気の火災は「トラッキング現象」「たこ足配線」などの出火原因が多いです。
トラッキング現象はコンセントとプラグの間にホコリが挟まり、それが湿気を帯びて出火する現象です。「コンセント周りの清掃」「プラグは定期的に抜いてホコリをとる」などの対策をしてください。
たこ足配線は、一定の電気量を超えると発熱および発火する可能性が!「一つのコンセントに集中しないようプラグを分ける」など、たこ足配線にならないよう工夫してくださいね。
暖房器具やこたつも「使わないときや外出時に電源を切る」「近くに物を置かない」等も徹底し、安全に使用してくだい。
③電池交換
お正月は自宅で過ごすことが多くありませんでしたか?親族の帰省等でテレビのリモコンやエアコンのリモコンなど電池が必要な機器をよく使った家庭も多くありますよね。電池には交換時期や使用期限があるのは知っていますか?もちろん、切れてしまっている電池をそのまま放置していると液漏れが原因で故障もありえます。早急に取り換えてくださいね。
リモコンの電池交換のタイミングは「動作が鈍くなった」「到達距離が短くなった」などです。このような症状に気づいた時、早めに電池交換してください。
豆球式懐中電灯やモーターで動く機器は「電気が消えた」「動かない」など機器が動作しなくなったらすぐに取り換えましょう。機器の動作が鈍く感じたタイミングで交換するとより安全にお使いいただけます。
デジタル(LED等)機器は使用電力が微小電力のため乾電池でも長期間動作します。また、LEDライトなどは電池の容量がほぼゼロ付近まで明るくLEDを点灯させます。豆球のように徐々に暗くなっていくのではないので、電池の交換時期がわかりにくいです。機器に記載されてる標準使用時間をご確認いただき、定期的な交換(年末や年始)をお勧めします!
電池交換で特にお願いしているのは「機器に使用する電池は、全て同時に新品と交換」を必ず徹底してください!使用した電池と新品の電池を混ぜて使用すると液漏れの原因となり故障につながりかねません。すべての電池を新品と交換してください!!
又、使い捨て電池の廃棄方法は必ず守ってくださいね。
いかかでしたか?
忘れがちな対策になりますので今一度見直してみてくださいね。
【寒い冬にやるべき対策まとめ】
①ヒートショック対策
②火災対策
③電池交換
以上を対策し、寒い冬を安全に乗り切りましょう!